こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
咳止め・痰を出しやすくする漢方薬まとめと
「麻黄」を含む3種類の漢方薬の お話です。
「咳・痰の改善に」漢方薬まとめ
👆「漢方処方製剤」のイメージとして。
体力に関わらず 甘草湯(かんぞうとう)
体力中等度以上 五虎湯 👈 麻黄 あり!
(ごことう)
体力中等度以上 麻杏甘石湯 👈 麻黄 あり!
(まきょうかんせきとう)
体力中等度 神秘湯 👈 麻黄 あり!
(しんぴとう)
体力中等度 半夏厚朴湯 👈 甘草なし!
(はんげこうぼくとう)
体力中等度 柴朴湯(さいぼくとう)
体力中等度以下 麦門冬湯
(ばくもんどうとう)
👆「咳」と「痰」のイメージとして。
お話済みの「甘草湯」は👆こちらからどうぞ。
麻黄入り3つの覚え方・語呂合わせ
3種類の「麻黄」入り漢方薬
の覚え方・語呂合わせです。
「咳と痰には、胡麻ピー」
👇
胡 ➡ 五虎湯
麻 ➡ 麻杏甘石湯
ピー ➡ 神秘湯
👆「胡麻ピー」のイメージとしての味噌ピー。
(味噌ピーは、ピーナッツ味噌のことです)
五虎湯(ごことう)
構成生薬に「麻黄・甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以上
咳が強く出るものの咳、気管支喘息、
気管支炎、小児喘息(ぜんそく)、
感冒(かんぼう)、痔の痛みに。
「五虎湯」覚え方のイメージ
体力のある(中等度以上)、強い(咳)
「虎」をイメージして、覚えました。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)
構成生薬に「麻黄・甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以上
咳、ときに喉(のど)が渇くものの咳、
小児喘息、気管支喘息、気管支炎、
感冒、痔の痛みに。
「麻杏甘石湯」覚え方のイメージ
甘~い「杏仁豆腐」が、喉を潤してくれる
イメージで、覚えました。
神秘湯(しんぴとう)
構成生薬に「麻黄・甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度
咳、喘鳴(ぜんめい)、息苦しさ、
痰が少ないものの小児喘息、気管支喘息、
気管支炎に。
麻黄入り3つの漢方処方製剤のうち
体力「中等度」は神秘湯のみです!
「神秘湯」覚え方の語呂合わせ
「タンのないタンシチュー?神秘的だゼイ」
👇
痰が少ない、中等度、神秘湯、ぜんめい
👆引用元:https://www.ac-illust.com
麻黄入り3つの漢方薬に
共通する注意点
胃腸虚弱、発汗傾向の人には不向き!
麻黄入りの漢方処方製剤には
あるある!の注意点ですね。
👆「小児喘息」のイメージとして。
効能効果の「小児喘息」も麻黄入り
3つの漢方薬に共通していますね。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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