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316|鎮咳去痰薬 ⑴ 仕組みと働き|鎮咳成分|YouTube

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こんにちは。氷河 期世代です。とうとう次男
も、花粉症なのか?最近、口呼吸からの咳が。
そんな今回からは「鎮咳去痰薬」のお話です。

受診の結果、次男も花粉症デビュー
でした~これで家族全員 花粉症に。

鎮咳去痰(ちんがいきょたん)薬

咳(せき)を止めて、
痰(たん)を出しやすくします。

   ① 咳を鎮める 
   ② 痰の切れを良くする
   ③ 気管支拡張 
   ④ 気道の炎症を和らげる
         👇   
  これらの成分を組み合わせて配合

  👆引用元:https://www.ac-illust.com

「咳」が生じる仕組み

  気道に吸い込まれた異物(ほこり等)が
  気道粘膜の線毛運動で排出されない など
          👇
  排除しようとして、反射的に出る反応
          👇
    「中枢神経系」に刺激が伝わって
          👇
   延髄にある「咳嗽(がいそう)中枢」
    の働きによって、引き起こされる

延髄にある中枢への刺激作用がある成分の作用部位イメージとして

 👆「延髄(えんずい)」のイメージとして。

「痰」が生じる仕組み

  呼吸器官に、感染を起こしたときなどに
          👇
 「気道粘膜」からの「粘液分泌」が増加!
          👇
   粘液や、気道に入り込んだ異物、
 粘膜上皮細胞の残骸などが、混じったもの

  気道粘膜に炎症が生じた場合も
         👇
   咳を誘発し、炎症に伴って
         👇
  気管・気管支が収縮することで
         👇
  喘息(ぜんそく)になることも!

痰が分泌されるイメージとして

👆 炎症を起こし、痰が分泌されるイメージ。

「喘息」については👆こちらをご覧ください。

鎮咳成分

・「中枢神経系」に作用して、咳を抑える
        👇
 「延髄」の「咳嗽中枢」に作用

・「❶ 麻薬性」と「❷ 非麻薬性」がある

「中枢神経系」の詳細は👆こちらからどうぞ。

❶ 麻薬性鎮咳成分 👈依存性あり!

12歳未満の小児のイメージとして

  👆「12歳未満の小児」への使用は禁忌!


・「モルヒネ」と同じ基本構造

・「便秘」の副作用
     👇
 胃腸の運動を低下させる作用があるため

妊婦
   👇
  成分の一部が「血液-胎盤関門」を通過
          👇
  分娩時の服用で、新生児に呼吸抑制!

授乳婦
   👇
  母乳への移行で、乳児にモルヒネ中毒
          👇
  授乳中は服用しないか、授乳を避ける!

12歳未満の小児
      👇
  令和元年7月9日
  厚生労働省から「禁忌」と示された

     コデインリン酸塩 水和物
 
 ジヒドロコデインリン酸塩

👆「コデイン」は「便秘」の副作用イメージ。

❷ 「非」麻薬性鎮咳成分

   ノスカピン
   ノスカピン塩酸塩 水和物

 デキストロメトルファン
     臭化水素酸塩 水和物

     ペピジンヒベンズ酸塩
 クエン酸チペピジン

     ジメモルファンリン酸塩

  クロペラスチン塩酸塩
  クロペラスチンフェンジゾ酸塩
                など

 デキストロメトルファン
       フェノールフタリン塩
(主にトローチ剤、ドロップ剤に配合)

「非 麻薬性 鎮咳成分」覚え方の語呂合わせ

登録販売者ごるごり様より

 「咳止めるのは、クロノス知人
         地面盛るから、できた話」

👆語呂合わせのイメージとして、地面を盛る。

「鎮咳」の生薬成分

生薬:半夏(ハンゲ)👈 重要!

基原:サトイモ科、カラスビシャクの塊茎
        (コルク層を除いたもの)

作用:中枢性の鎮咳

他にも、たくさんの生薬成分たちが
後ほど登場しますのでお楽しみに!

  👆おすすめのYouTubeチャンネルです

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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