こんにちは。氷河 期世代です。とうとう次男
も、花粉症なのか?最近、口呼吸からの咳が。
そんな今回からは「鎮咳去痰薬」のお話です。
受診の結果、次男も花粉症デビュー
でした~これで家族全員 花粉症に。
鎮咳去痰(ちんがいきょたん)薬
咳(せき)を止めて、
痰(たん)を出しやすくします。
① 咳を鎮める
② 痰の切れを良くする
③ 気管支拡張
④ 気道の炎症を和らげる
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これらの成分を組み合わせて配合
👆引用元:https://www.ac-illust.com
「咳」が生じる仕組み
気道に吸い込まれた異物(ほこり等)が
気道粘膜の線毛運動で排出されない など
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排除しようとして、反射的に出る反応
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「中枢神経系」に刺激が伝わって
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延髄にある「咳嗽(がいそう)中枢」
の働きによって、引き起こされる
👆「延髄(えんずい)」のイメージとして。
「痰」が生じる仕組み
呼吸器官に、感染を起こしたときなどに
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「気道粘膜」からの「粘液分泌」が増加!
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粘液や、気道に入り込んだ異物、
粘膜上皮細胞の残骸などが、混じったもの
気道粘膜に炎症が生じた場合も
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咳を誘発し、炎症に伴って
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気管・気管支が収縮することで
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喘息(ぜんそく)になることも!
👆 炎症を起こし、痰が分泌されるイメージ。
「喘息」については👆こちらをご覧ください。
鎮咳成分
・「中枢神経系」に作用して、咳を抑える
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「延髄」の「咳嗽中枢」に作用
・「❶ 麻薬性」と「❷ 非麻薬性」がある
「中枢神経系」の詳細は👆こちらからどうぞ。
❶ 麻薬性鎮咳成分 👈依存性あり!
👆「12歳未満の小児」への使用は禁忌!
・「モルヒネ」と同じ基本構造
・「便秘」の副作用
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胃腸の運動を低下させる作用があるため
・✕ 妊婦
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成分の一部が「血液-胎盤関門」を通過
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分娩時の服用で、新生児に呼吸抑制!
・✕ 授乳婦
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母乳への移行で、乳児にモルヒネ中毒
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授乳中は服用しないか、授乳を避ける!
・✕ 12歳未満の小児
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令和元年7月9日
厚生労働省から「禁忌」と示された
コデインリン酸塩 水和物
ジヒドロコデインリン酸塩
👆「コデイン」は「便秘」の副作用イメージ。
❷ 「非」麻薬性鎮咳成分
ノスカピン
ノスカピン塩酸塩 水和物
デキストロメトルファン
臭化水素酸塩 水和物
チペピジンヒベンズ酸塩
クエン酸チペピジン
ジメモルファンリン酸塩
クロペラスチン塩酸塩
クロペラスチンフェンジゾ酸塩
など
デキストロメトルファン
フェノールフタリン塩
(主にトローチ剤、ドロップ剤に配合)
「非 麻薬性 鎮咳成分」覚え方の語呂合わせ
登録販売者ごるごり様より
「咳止めるのは、クロノスの知人が
地面盛るから、できた話」
👆語呂合わせのイメージとして、地面を盛る。
「鎮咳」の生薬成分
生薬:半夏(ハンゲ)👈 重要!
基原:サトイモ科、カラスビシャクの塊茎
(コルク層を除いたもの)
作用:中枢性の鎮咳
他にも、たくさんの生薬成分たちが
後ほど登場しますのでお楽しみに!
おすすめ!登録販売者お月見さま
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。