こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
まして「一般用 検査薬」のうち、2つ目の
今回は「妊娠検査薬」の お話をしますね。
私も、若い頃には
お世話になりました。
妊娠検査薬
👆 妊娠のイメージとしてのコウノトリ。
妊娠の早期判定の「補助」として、
尿中の「h C G」の有無を調べます。
検査結果によって、直ちに
妊娠か否かを断定するもの
ではない点に注意!です。
あくまでも「補助」であり、妊娠
確定診断を目的としていません!
妊娠中に、風疹や、水痘(水疱瘡)
などにかかると。。
👇
胎児に「先天異常」を生じることが
あります!
早期発見の意義
・妊娠12週までの「妊娠 初期」は
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胎児の脳や、内蔵など、諸器官が
形づくられる、重要な時期である
母体が、摂取した物質の
影響を受けやすい時期です!
・通常「妊娠 週数」は、
最後の月経 開始日から起算される
👇
妊娠成立日を厳密に特定するのは、困難!
👆 胎児(たいじ)のイメージとして。
検査の結果に影響を与える要因
・妊娠すると、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン
( h C G )が分泌され始める
👇
やがて、尿中に「 h C G 」が検出される
・通常、妊娠が成立してから、4週目前後の
尿中 h C G 濃度を「検出感度」とする
👆「妊婦のお腹の変化」のイメージとして。
① 検査の時期
月経予定日を過ぎて、概ね(おおむね)
1週目以降の検査が推奨されています。
👆「月経カレンダー」のイメージとして。
② 採尿のタイミング
尿中 h C G が検出されやすい、
起床直後の「早朝尿」が向いている
👇
尿が濃すぎると、正確な結果が
得られないこともある
👆「起床直後」のイメージとして。
③ 検出反応と環境
尿中hCGの検出反応は、hCGと「特異的に」
反応する、抗体や酵素を用いた反応
👇
「温度」の影響を受けることがある!
検査薬を高温になる場所に放置、
または冷蔵庫内に保管されると。。
👇
設計どおりの「検出感度」を
発揮できなくなるおそれ!
👆引用元:https://www.ac-illust.com
④「偽陽性」
高濃度のタンパク尿や、糖尿の場合は
👇
「非特異的な」反応が生じて
👇
「偽陽性」を示すことがある!
👆「妊娠検査薬」の判定結果のイメージ。
⑤ ホルモン分泌の変動
妊娠していなくても「 h C G 」が分泌されて
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検査の結果「陽性」となることが ある!
❶ 絨毛(じゅうもう)細胞が
腫瘍化(しゅようか)している場合
❷「閉経期」に入っている人
❸「経口 避妊薬」や
「更年期障害 治療薬」などの
「ホルモン剤」を使用している人
閉経や、更年期障害については👆こちらです。
👆 検査薬の「冷蔵庫内への保管」は N G!
受診を勧める場合(受診勧奨)
検査の結果「陰性」であるにもかかわらず
月経の遅れが著しい場合は。。
👇
❶「偽陰性」であり
実際は、妊娠している可能性!
❷「続発性 無月経」などの
病気のおそれ!
「続発性 無月経」とは
月経が3か月以上!こなくなる疾患です。
【「続発性 無月経」の原因として】
❶ 無理なダイエットや「拒食症」
❷ 過度のスポーツ など
👆「3か月」のイメージとして。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。