こんにちは。最近、健康診断の予約を済ませた
氷河 期世代です。学校も健診の時期ですよね。
今回からは「一般用検査薬」の お話をします。
「一般用検査薬」とは
👆 検査薬の「冷蔵庫内への保管」は N G!
「一般用検査薬」は、一般生活者を速やかな
受診につなげることで。。
👇
疾病を早期発見!するためのもの
体外診断用医薬品 👈 「医療用」が多い
もっぱら疾病の診断が目的の医薬品のうち
👇
人体には、直接使用されないもの
「一般用検査薬」は薬局、
または医薬品の販売業において
取り扱いが認められています。
取り扱える医薬品の販売業は
店舗販売業と、配置販売業。
よろしければ👆こちらも、どうぞ。
侵襲(しんしゅう)のないもの
検査で採取する「検体」は。。
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尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など
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採血や、穿刺(せんし)などによる
侵襲(しんしゅう)のないもの
「穿刺」とは、体に針を刺して
液体を採取することです。
一般用検査薬の「対象外」となるもの
悪性腫瘍(しゅよう)や、
心筋梗塞、遺伝性疾患など
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重大な疾患の診断に関するものは、対象外!
「特異的に」検出する設計
検査薬は、対象の生体物質を「特異的に」
検出するように設計されています。
「特異的」とは特徴的で、他の
病気では みられない状態のこと。
検出感度
検出反応が起こる、最低限の濃度を
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「検出感度」または「検出限界」という
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濃度が極めて低いと、検出反応が
起こらず、結果は「陰性」となる
👆 抗原検査キットで「陰性」のイメージ。
偽陰性
検体中に、存在しているにもかかわらず
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❶ 濃度が「検出感度」以下、または
❷ 検出反応を妨害する他の物質の影響
などによって。。
👇
検査結果が「陰性」となった場合
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「偽陰性」
生体から採取した検体には、
予期しない「妨害物質」や、
「化学構造が似た物質」が
混在することがあります。
いかなる検査薬においても、
「偽陰性」または「偽陽性」を
完全に排除することは困難!です。
👆 完全に排除することは困難!のイメージ。
偽陽性
検体中に、存在しないにもかかわらず、
検査対象外の物質と「非特異的な」
反応が起こり「陽性」となった場合
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「偽陽性」
非特異的の「非」と偽陽性の「陽」
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どちらも「ひ」と読むので
関連づけて覚えました。
検査薬の「保管場所」に注意!
👆引用元:https://www.ac-illust.com
検査薬が高温になる場所に放置、
または冷蔵庫内に保管されると。。
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設計どおりの「検出感度」を
発揮できなくなるおそれ!
「販売時」の情報提供
👆 販売時に情報提供するイメージとして。
下記の事項について、
分かりやすく説明します。
① 専門的診断に置き換わるものでは
ないこと
② 検査薬の使い方や、保管上の注意
③ 検体の採取時間と、その意義
④ 妨害物質と検査結果に与える影響
⑤ 検査薬の性能について
⑥ 検査結果の判定について
⑦ 適切な受診勧奨
(受診中の場合は、通院を続ける)
⑧ 購入者などからの相談には、
積極的に応じること
問い合わせ先を周知させ、検査項目
によっては、プライバシーに配慮し
説明することが望ましい!です。
おすすめ!登録販売者ごるごり様
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。