こんにちは。氷河 期世代です。「殺虫剤」と
「忌避剤」いよいよラスト!の今回は、主な
「剤形」と、その用法の お話をしますね。
後半に過去問をお出ししています。
ぜひチャレンジしてみてください。
主な「剤形」7つと その用法
👆引用元:https://www.ac-illust.com
① スプレー剤
② 燻蒸(くんじょう)剤
③ 毒餌剤(誘引殺虫剤)
④ 蒸散(じょうさん)剤
⑤ 粉剤・粒剤
⑥ 乳剤・水和剤
⑦ 油剤
① スプレー剤
❶ 衛生害虫に直接、噴射して殺滅させる
❷ 衛生害虫が、潜んでいる場所や、
通り道に吹き付ける ➡「残留噴射」
❸ 部屋を閉め切り、部屋の広さに応じて
一定時間、噴射して殺滅 ➡「空間噴射」
② 燻蒸(くんじょう)剤
・容器中の医薬品を「煙状」または「霧状」
にして、一度に大量放出させる
・「燻蒸処理」が完了するまでの間は、
部屋を閉め切って、退出する
③ 毒餌剤(誘因殺虫剤)
・主に「ゴキブリ」を誘引する成分を配合
・マット状、ペレット状、ペースト状など
・乳幼児などが誤って口にしないよう、留意
④ 蒸散(じょうさん)剤
・加熱時、または常温で、徐々に揮散する
・「医薬部外品」を除き
👇
通常、一般家庭での使用は少ない!
⑤ 粉剤・粒剤
・「粉剤」は、主にダニ、シラミ、ノミ
の防除に散布される
・「粒剤」は、ボウフラの防除に
👇
生息する「水系」に投入される
⑥ 乳剤・水和剤
・原液を水で希釈して使用する
・通常「個人」よりも
👇
「地域ぐるみ」での害虫駆除で使用される
⑦ 油剤
・「湿気」を避ける必要がある場所でも
使用可能
・「噴射器具」を必要とするため
👇
一般生活者が家庭で使用することは
ほとんど ない!
登録販売者試験「過去問」より
解答は、画像の後に出てきますので
ゆっくりスクロールしてください。
Q.殺虫成分に関する記述である。
該当する殺虫成分を ❶ ~ ❺ から選べ。
除虫菊の成分から開発された成分で、
比較的、速やかに自然分解して残効性
が低いため、家庭用殺虫剤に広く用い
られている。
❶ ダイアジノン ❷ フェノトリン
❸ メトプレン ❹ プロポクスル
❺ オルトジクロロベンゼン
👆「除虫菊」のイメージとして。
A.正解は ❷ でしたよね。
👆 こちらから、復習していただけます。
👆 昔 懐かしい「蚊取り線香」のイメージ。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。