こんにちは。氷河 期世代です。今回からは、
「夜泣き・ひきつけ・疳(かん)の虫」への
鎮静つながり、小児鎮静薬の お話をしますね。
小児鎮静薬
鎮静作用のほか、
血液循環 促進作用のある生薬成分を
中心に配合されています。
「小児の疳」を適応症とする
身体的に問題がなく、基本的な欲求が
満たされていても、症状は現れる
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情緒不安定や、神経過敏が要因のひとつ
とされているが。。
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睡眠のリズムが形成されるまでの
「発達の一過性」とも考えられている
「夜泣き」などの要因と注意点
👆「小児の疳、夜泣き」のイメージとして。
「括約筋」が未発達で 胃食道逆流にも起因
乳児では、食道と胃を隔てる括約筋が未発達
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胃の内容物を保てず「胃食道逆流」に
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むずがり、夜泣き、乳吐き等を起こす
👆食道と胃を隔てる括約筋のイメージとして。
成長に伴い 自然に治まるのが 通常
「夜泣き・ひきつけ・疳の虫」を鎮めるほか
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虚弱体質や、消化不良など
「体質の改善」を主眼とするものが多い
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比較的、長期間(1か月位)継続して
服用されることがある
👆 長期間(1か月位)のイメージとして。
保護者が「達観」することも重要!
発達段階の「一時的」な症状であり。。
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保護者側の「安眠」などを目的に
使用するのは N G!
「生薬製剤」と「漢方処方製剤」がある
いずれも、古くから伝統的に用いられているが
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「作用が穏やかなので、小さな子どもが
使用しても、副作用がない」などど
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安易に使用されないよう、情報提供を!
「生薬製剤」については👆こちらをどうぞ。
受診を勧める場合(受診勧奨)
👆「ウイルス性 胃腸炎」のイメージとして。
・一定期間、または一定回数、服用しても
改善しない場合は。。
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アレルギーや「ウイルス性 胃腸炎」
などの可能性も考えて
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継続して使用せずに、受診!
・乳幼児では「一過性」の下痢や、
発熱が しばしば起きる
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激しい下痢や、高熱では「脱水症状」
に つながるおそれあり、受診!
・吐瀉物(としゃぶつ:吐き出したもの)
が緑色、または血が混じっている
場合は、受診!
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「胆汁」が混じると、緑色になる!
「胆汁」が産生される「肝臓」は👆こちら。
乳幼児では、自分の体調を
適切に伝えることが難しいので
「観察と見極め」が重要です!
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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