こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「歯や、口中に用いる薬」より、今回からは
「口内炎用薬」に関する、お話に進みますね。
「口内炎」とは(舌炎を含む)
👆引用元:https://www.ac-illust.com
代表的な「口腔(こうくう)疾患」
・口腔粘膜に炎症を生じる
・口腔の粘膜上皮に
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水疱(すいほう)や、
潰瘍(かいよう)ができて、痛みがある
・ときに「口臭」を伴う!
👆「口臭」のイメージとして。
「口内炎・舌炎」発生のしくみ
発生のしくみは、必ずしも解明されていない!
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考えられる要因としては、下記のとおり
・栄養の摂取が偏っている
・ストレスや、睡眠不足から
・唾液の分泌が低下
・口腔内の不衛生
・疱疹(ほうしん)ウイルスの感染
・医薬品の副作用
👆「舌に できた口内炎」のイメージとして。
口内炎用薬は「外用薬」
・「口内炎」「舌炎」の緩和を目的
・口腔内の局所に適用される「外用薬」
・「内服薬」では、漢方処方製剤(1種類)
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「茵蔯蒿湯(いんちんこうとう)」のみ!
よろしければ👆こちらも、ご確認ください。
登録販売者試験では「茵蔯蒿湯」
のみ「内服薬」として登場しますが
ブログ(319)の「甘草湯」にも
効能効果に、口内炎が含まれます。
「口内炎用薬」の相互作用
・口腔内を清浄にしてから、使用すること!
・「口腔咽喉薬」や「含嗽薬(うがい薬)」
などを使用する場合には。。
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十分な間隔を置くこと!
受診を勧める場合(受診勧奨)
・通常は、1~2週間で自然寛解する
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しかし、口内炎や、舌炎が
一度に複数の箇所に発生し。。
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食事に支障をきたすほどであれば、受診!
👆「食事に支障をきたす」イメージとして。
・口内炎や、舌炎が長期間にわたる場合は
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腫瘍(しゅよう)の可能性!
・再発を繰り返す場合は。。
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「ベーチェット病」などの可能性!
・医療機関で治療を受けている人は
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薬剤による副作用の可能性!
・一般用医薬品でも、副作用として
「口内炎」などが現れることがある!
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「副作用」によるものとは、認識されずに
「口内炎用薬」で対処しようとする可能性!
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販売時は、購入者などの状況把握に努める!
よろしければ👆こちらも、どうぞ。副作用に
「口内炎」とある一般用医薬品の お話です。
「ベーチェット病」とは
・初期症状として、口腔粘膜の潰瘍
(かいよう)が現れる「全身性」の疾患
・外陰部 潰瘍や、皮膚症状としては全身の
皮膚に湿疹、小膿疱(のうほう)ができる
・眼症状としては、炎症を生じて。。
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最悪の場合は「失明」に至る!
👆「ベーチェット病」のイメージとして。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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