こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
生薬成分と、主に「喉の痛み」等を鎮める
目的で用いられる漢方薬の お話をしますね。
生薬成分6つ
👆「ミルラ」のイメージとしての「樹皮」
❶ 咽頭粘膜をひきしめる「収斂作用」
生薬:ラタニア
基原:クラメリア科、根
効果:収斂作用による抗炎症
生薬:ミルラ
基原:カンラン科、樹脂
効果:収斂作用、抗菌作用
「ラタニア・ミルラ」覚え方の語呂合わせ
登録販売者ごるごり様より
「ひきしめてみたら?」
👇
ミルラ、ラタニア
❷「芳香」による清涼感などを目的
下記の生薬成分から得た
「精油成分」が配合されています。
薄荷(ハッカ)
➡ シソ科、ハッカの地上部
茴香(ウイキョウ)
➡ セリ科、ウイキョウの果実
丁子(チョウジ)
➡ フトモモ科、
チョウジの蕾(つぼみ)
ユーカリ
➡ フトモモ科、ユーカリノキ
または、その近縁植物の葉
👆 写真は、ハッカ(薄荷)の花です。
ハッカは、国産の「ミント」。
ミントよりも、メントールの
量が多く「ハッカ油」で有名。
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👆「ユーカリ」の葉を食べるコアラです。
「喉の痛みを鎮める」漢方薬5つ
・すべて、構成生薬に「甘草」を含む
・「咳」や「痰」には、効果を標榜しない!
すべて「体力に関わらず」
桔梗湯(ききょうとう)
響声破笛丸(きょうせいはてきがん)
駆風解毒散(くふうげどくさん)
駆風解毒湯(くふうげどくとう)
注意:上記の服用は、5~6回まで!
👆「喉(のど)の痛み」のイメージとして。
こちらのみ「体力中等度以上」
白虎 加 人参湯
(びゃっこかにんじんとう)
注意:こちらは比較的、長期間
(1か月位)服用される
今回は「体力中以上」の
「白虎 加 人参湯」 のみ
先に詳細を お話しますね。
白虎加人参湯
構成生薬に「甘草」を含みます。
【効能効果】体力中等度以上
熱感、口渇が強いものの喉の渇き、
ほてり、湿疹・皮膚炎、皮膚の痒みに
「白虎加人参湯」の注意点
・体力虚弱、胃腸虚弱で冷え症
の人には、不向き!
👇
食欲不振、胃部不快感などの副作用
・比較的、長期間(1か月位)服用される
👆「1か月位」のイメージとして。
「白虎加人参湯」の覚え方・語呂
「熱闘甲子園!長居する白虎隊に注意喚起」
👇
熱感、口渇、長期間、中等度以上、渇き
👆引用元:https://www.photo-ac.com
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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