こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
「口腔咽喉薬・含嗽(がんそう)薬」の
相互作用と、受診勧奨の お話をしますね。
後半は、配合成分「局所保護成分」
と「抗ヒスタミン成分」をどうぞ。
「口腔咽喉薬・含嗽薬」の相互作用
👆「レモン汁」のイメージとして。
「ヨウ素」に「ビタミンC」は N G!
レモン汁や、お茶などに含まれるビタミンC 等
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ヨウ素と反応すると脱色し、殺菌作用を失う!
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ビタミンC 等が含まれる食品を摂取した
直後の使用や、混合することは避ける!
「ヨウ素」の詳細は👆前回お話しています。
受診を勧める場合(受診勧奨)
👆「かぜ」のイメージとして。
声がれ、喉の荒れ・不快感・痛み・腫れ等は
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「かぜ症状の一部」として起こることが多い
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かぜが寛解すると、治まるもの
飲食物を「飲み込む」ときの激しい痛みは
扁桃蜂巣炎(へんとうほうそうえん)や、
扁桃膿瘍(のうよう)の可能性 ➡ 早期受診!
症状が「数週間以上」続いている場合は
喉頭癌(こうとうがん)など、
重大な疾患が原因の可能性 ➡ 受診!
局所保護成分
👆「グリセリン」は保湿剤として、あらゆる
製品に用いられる有名な成分ですよね。
(一例としてのハンドクリーム)
❶ グリセリン
喉の粘膜を刺激から保護します。
❷ 複方ヨード・グリセリン
・日本薬局方収載
・グリセリンに、ヨウ化カリウム、ヨウ素、
ハッカ水、液状フェノール等を加えたもの
・患部(喉)に塗布、殺菌消毒作用
抗ヒスタミン成分
👆「喉の不快感」のイメージとして。
クロルフェニラミンマレイン酸塩
・「口腔咽喉薬」に配合
・咽頭粘膜に付着した「アレルゲン」による
喉の不快感などに
・「咳」に対する薬効は、標榜できない!
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「鎮咳去痰薬」では ない!
・局所(咽頭)作用を目的に配合されるが
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経口摂取することとなるため。。
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内服薬と、同様の副作用が現れることも!
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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