こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
「口腔咽喉薬・含嗽薬(うがい薬)」に配合
されます抗炎症・殺菌消毒成分の お話です。
抗炎症成分
👆「声がれ」のイメージとして。
声がれ、喉の荒れ・不快感・痛み
・腫れ(はれ)を鎮めます。
❶ グリチルリチン酸二カリウム
❷ トラネキサム酸
❸ アズレンスルホン酸ナトリウム
❶ グリチルリチン酸二カリウム
「グリチルリチン酸」の詳細は👆こちらへ。
❷ トラネキサム酸
「トラネキサム酸」の詳細は👆こちらから。
❸ アズレンスルホン酸ナトリウム
・別名「水溶性アズレン」
・炎症を起こした粘膜組織の修復を促す
目的で配合されることもある
殺菌消毒成分 ➀
覚え方の語呂合わせは、
「クロルニウムフェノール」
でしたよね。
セチルピリジニウム塩化物
デカリニウム塩化物
ベンゼトニウム塩化物
チモール
クロルヘキシジン塩酸塩
クロルヘキシジングルコン酸塩
👇
✕ 口腔内に傷やただれのある人
(強い刺激あり!)
「クロル」には重篤な副作用も
「クロル」では、まれに重篤な副作用として
👇
ショック(アナフィラキシー)
「ショック」の詳細は👆こちらから、どうぞ。
殺菌消毒成分 ②「ヨウ素系」
👆引用元:https://www.ac-illust.com
殺菌消毒成分 ②「ヨウ素系」は、細菌などの
微生物を死滅させたり、その増殖を抑えます。
❶ ポビドンヨード
👇
「銀」が含まれる義歯などの
歯科材料が変色することが ある!
❷ ヨウ化カリウム
❸ ヨウ素
👇
「ビタミンC」と反応すると脱色!
👇
殺菌作用が低下!
「ヨウ素系」の副作用
👆「ビタミンC」といえば「緑茶」ですよね。
(写真は、福岡県八女市の美しい茶畑)
・副作用として、口腔粘膜の荒れ、しみる、
灼熱感、悪心(吐きけ)、不快感
・まれに、重篤な副作用として
👇
ショック(アナフィラキシー)
「甲状腺疾患のある人」は 相談!
口腔内で使用すると、ヨウ素の摂取となり
👇
「甲状腺」における、ホルモン産生に
影響を及ぼす可能性!
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「バセドウ病」「橋本病」など
「甲状腺疾患」の人は。。
👇
その治療に悪影響のおそれが ある!
妊婦・授乳婦も 注意!
「血液-胎盤関門」を通過して胎児に移行
(乳汁中にも移行する)
👇
長期間、大量使用で、ヨウ素の過剰摂取
👇
胎児に「甲状腺機能亢進症」の おそれ!
👆「甲状腺」のイメージとして。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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