こんにちは。氷河期世代です。今回からは、
「抗真菌作用」の配合成分に入る前に、先ず
は適用する疾患の要因などの お話をしますね。
「みずむし・たむし」などの要因
👆「白癬菌」のイメージとして。
皮膚糸状菌(白癬菌:はくせんきん)という
真菌(カビの一種)の感染により起こる疾患
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「表在性 真菌 感染症」
「表在性真菌感染症」は、発生する
部位によって、名称が変わります。
❶ みずむし
👆「みずむし」のイメージとして。
・ほとんどが足、まれに手にも生じる
・自覚されていない場合もある
❷ ぜにたむし
・胴や、四肢に生じる
・発赤(ほっせき)、鱗屑(りんせつ)、
痒み(かゆみ)がある
❸ いんきんたむし
・内股、尻、陰嚢(いんのう)付近に生じる
・ぜにたむし同様、広範囲の場合は、受診!
❹ 爪白癬(つめはくせん)
👆「爪白癬」のイメージとして。
・薬剤が浸透しにくいため「難治性」
・内服の「抗真菌薬」による全身的な治療を
要することがあるため、受診!
❺ しらくも
・頭部に発生、小児に多い
・自然治癒することが多いが。。
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炎症が著しい場合は、受診!
症状による剤形の選択
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❶ 軟膏(なんこう)
❷ 液剤
2つの剤形、それぞれ
の特徴を おさえます。
❶ 軟膏(なんこう)
患部が「じゅくじゅく」と湿潤
している場合でも使用できます!
チューブ入りの軟膏もあります。
剤形の利便性が向上しましたね。
❷ 液剤
・「浸透性」が高い
・刺激が強い!
・患部の皮膚が厚くなって。。
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角質化している場合に用いられる
原因が不明確である場合
👆「原因が不明確」なイメージとして。
「湿疹」と「みずむし」等の初期症状は類似
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湿疹に対して「抗真菌成分」を使用
すると、悪化を招くことが ある!
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原因が はっきりしない場合においては
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「抗真菌成分」の使用は、適当では ない!
その他の注意点
患部が「化膿」している場合は。。。
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先に「抗菌成分」を含む「外用剤」を使用
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化膿が治まってから「抗真菌薬」を使用
受診を勧める場合(受診勧奨)
👆「受診」のイメージとして。
・「みずむし・たむし用薬」を
2週間位使用しても、改善しない場合は。。
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「耐性」を生じているか、
原因が「皮膚糸状菌」では ない可能性!
・症状が改善しない場合は。。
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成分により、みずむし、たむしの症状と
判別が難しい「副作用」も ある!
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他の「みずむし・たむし用薬」に
切り替えることはせずに、受診!
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ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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