こんにちは。氷河 期世代です。前回につづき
今回も「薬が働く仕組み」より、内服以外の
用法による「粘膜 吸収」の お話をしますね。
① 坐剤
② 舌下錠・咀嚼剤
③ 点鼻 薬 👈
④ 点眼 薬 👈
⑤ 含嗽 薬(うがい薬)👈
③ 点鼻薬
👆「点鼻薬」の使用イメージとして。
一般用医薬品には「全身作用」を
目的とした点鼻薬は ありません!
鼻腔粘膜への「局所作用」が目的
鼻腔粘膜の下は、毛細血管が豊富なため
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有効成分が循環血液中に移行しやすい!
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初めに「肝臓」で代謝されず、全身に分布
(① 坐剤や、② 舌下錠・咀嚼剤と同様)
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「全身性」の副作用を生じることがある!
④ 点眼薬
👆「二階から目薬」のイメージとして。
「眼粘膜」に適用
点眼後、有効成分が
鼻涙管(びるいかん)を通って。。
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鼻腔粘膜に吸収されることが ある!
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有効成分が眼 以外の部位に到達し
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副作用を起こすことが ある!
「点眼時」の注意点
点眼の際には
目頭の「鼻涙管」部分を押さえて。。
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有効成分が鼻に流れるのを防ぐ!
👆 目頭の「鼻涙管」を押さえるイメージ。
意外?「ショック」に要注意!
「アレルギー反応」は、
微量の抗原(アレルゲン)でも生じる!
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④ 点眼薬や、⑤ 含嗽(がんそう)薬などでも
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「アレルギー性」の副作用を
生じることが ある!
ショック(アナフィラキシー)については
👇こちらから、復習していただけます。
「アレルギー発生のしくみ」については
👇こちらから、復習していただけます。
⑤ 含嗽薬(うがい薬)
👆「うがい」のイメージとして。
咽頭(いんとう)粘膜に適用
うがい後は、その有効成分の多くが。。
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唾液や、粘液によって食道へ流れてしまう!
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咽頭 粘膜からの吸収が原因となって。。
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「全身的」な副作用が起こることは少ない!
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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