こんにちは。氷河 期世代です。今回からは、
「薬物動態」を知ることで「薬効と副作用」
の理解が深まる、薬が働く仕組みの お話です。
先ず、医薬品の作用は、
「全身作用」と「局所作用」
の 2種類に分かれます。
全身作用
👆「内服薬」のイメージとして。
全身作用は「内服薬」に多い
医薬品の有効成分が消化管などから吸収され
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循環血液中に移行し、全身に薬効をもたらす
ある程度の「時間」が必要
内服した医薬品は。。
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消化管からの「吸収」「代謝」を経て
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作用部位へ「分布」する という過程がある
👆「時間」のイメージとしての時計。
消化管内で作用するものは「局所作用」
有効成分が「消化管内」で作用
するものの場合は「局所作用」
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膨潤性(ぼうじゅんせい)の「下剤」や、
「生菌 製剤」など
膨潤性の下剤は👆こちらを ご確認ください。
👆「消化管」のイメージとして。
全身作用が目的でも局所的に生じる副作用
下記のような場合があるので、
要注意!な副作用の生じ方です。
全身作用の医薬品 ➡ 局所的な副作用
または、逆に
局所作用の医薬品 ➡ 全身性の副作用
👆 局所 ➡ 全身性の副作用の例として「坐剤」
適用部位が局所でも全身作用が目的の医薬品
「坐剤(ざざい)」や、
「経皮 吸収 製剤」などのように
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有効成分が適用部位から吸収されて。。
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循環血液中に入り「全身作用」を目的とした
医薬品も ある
局所作用
👆「外用薬」のイメージとして。
局所作用は「外用薬」に多い
特定の狭い身体部位
(局所、または適用部位)の組織に
👇
有効成分が浸透し、作用するものが多い
比較的「速やか」に現れる反応
医薬品の「適用部位」が
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「作用部位」である場合が多い
👇
比較的 速やかに反応が現れる
全身作用の「一部」である場合
胃腸に作用する医薬品でも。。
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有効成分が循環血液中に移行してから
薬効をもたらす場合は。。
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全身作用の一部であることに注意!
👆「胃腸」に作用する医薬品のイメージ。
おすすめ!登録販売者ごるごり様
👆おすすめのYouTubeチャンネルです♥
ご覧いただき、ありがとうございました。
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