こんにちは。氷河 期世代です。薬害の歴史、
5種類中2つ目は「スモン訴訟」のお話です。
① サリドマイド 訴訟
② スモン 訴訟👈今回の主役はコチラ。
③ H I V 訴訟
④ C J D 訴訟
⑤ C 型肝炎 訴訟
② スモン訴訟(SMON)
👆一般用医薬品の「整腸剤」イメージとして。
Subacute-Myelo-Optico-Neuropathy
「整腸剤」の「キノホルム製剤」
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サリドマイド製剤と同じく、
「一般用医薬品」としても販売
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亜急性 脊髄 視神経症(スモン:S M O N )
覚え方の語呂合わせ・イメージとして
「キノコの成長を楽しみにしていたのに。。
あせって、食べてしまうんですもん」
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キノホルム製剤、整腸剤、亜急性、スモン。
👆引用元:https://www.ac-illust.com
亜急性脊髄視神経症(SMON)の症状
腹部膨満感から、激しい腹痛を伴う下痢、
下半身の痺れ(しびれ)や脱力、歩行困難
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麻痺(まひ)は上半身に広がる場合もあり
ときに視覚障害から、失明に至ることも。
被告は「国および製薬企業」
1924年 整腸剤としてキノホルム製剤の販売
1958年 消化器症状を伴う特異な神経症状が
報告される
1960年 米国ではアメーバ赤痢に使用を制限
1970年 9月 日本においての販売停止
1979年 9月 「全面和解」が成立
「医薬品副作用被害救済制度」の創設
①「サリドマイド訴訟」と②「スモン訴訟」を
契機(発端)に、1979年に創設されました。
「スモン患者」への施策・救済制度として
・治療の研究施設の整備
・治療法の開発、調査、研究の推進
・施術費、および医療費の「自己負担分」
➡「公費負担」に。
・世帯更生資金貸付(生活福祉資金貸付制度)
➡ 生活資金の貸付。
・重症患者に対する「介護事業」
👆「介護事業」のイメージとして。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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