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176|泌尿器用薬 ⑷ 漢方薬|猪苓湯|竜胆瀉肝湯|牛車腎気丸

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こんにちは。氷河 期世代です。
排尿異常の改善に用いられる漢方処方製剤
今回は「獣」系、3種類の お話をしますね。

繰り返しになりますが、排尿異常の
全5種類のうち「甘草」を含むのは
竜胆瀉肝湯」のみ!です。

👆「獣」系の漢方薬3種類のイメージとして。

【効能効果】体力に関わらず

排尿異常があり、ときに口が渇くものの

排尿困難、排尿痛、残尿感、頻尿、むくみに。

  覚え方の語呂合わせ、イメージとして
          👇
「元気な(体力関わらずに遭遇して
  異常事態(排尿異常)!緊張して口も渇く」
          👇
        猪 ➡ 猪苓湯

   👆「猪苓湯」のイメージとしての「猪」

構成生薬に「甘草」を含みます。

【効能効果】体力中等度以上

下腹部に、熱感や、痛みがあるものの

排尿痛、残尿感、尿の濁り(にごり)、

こしけおりもの)、頻尿に。

 胃腸虚弱で、下痢しやすい人には、不向き!
          👇
    胃部不快感、下痢などの副作用

  覚え方の語呂合わせ、イメージとして
          👇
濁った(たん)を吐いたら
    自分のお腹(下腹部)に貼り付いた」
          👇
      竜・痰 ➡ 竜胆瀉肝湯

    👆「竜胆瀉肝湯」のイメージとして。

体型から、竜が濁った痰を吐いたら
下腹部に貼り付きそう ですよね。

【効能効果】体力中等度以下

疲れやすく、四肢が冷えやすく尿量減少、

むくみがあり、ときに口渇があるものの

下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、

かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、

高血圧の随伴症状に。

【高血圧の随伴症状とは】
 肩こり、頭重、耳鳴りなど。

👆 のぼせて赤ら顔には不向き!のイメージ。


・胃腸虚弱で下痢しやすい人、または
    👇
 のぼせが強く赤ら顔で、体力充実の
 人には、不向き!
    👇
 胃部不快感、腹痛、のぼせ、動悸
 などの副作用

・まれに、重篤な副作用として
       👇
 「肝機能障害」「間質性肺炎

「肝機能障害」の詳細は👆こちらからどうぞ。

「間質性肺炎」の詳細は👆こちらからどうぞ

 👆 どっち?「区別する」イメージとして。


 排尿異常の改善に用いられる漢方薬のうち
          👇
    重篤な副作用の記載があるのは
      「牛車腎気丸」のみ
          👇
  「牛車腎気丸」と「八味地黄丸」は
    効能効果が同じような内容で、
     体力も同じく中等度以下
          👇
 ゆえに重篤な副作用の記載があるか否かで
   判断し、区別できるよう覚えました。

八味地黄丸」は次回 登場します!

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは👇こちらからでも飛べます。

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