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167|解熱鎮痛薬 ⒁ 鎮痛の漢方薬|薏苡仁湯|麻杏薏甘湯|麻黄

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こんにちは。氷河 期世代です。今回は、
共通点として構成生薬に「麻黄」を含む
薏苡仁湯」「麻杏薏甘湯」の お話です。

この2つの漢方処方製剤は「体力」
と「注意点」が共通しています。

混同しないよう「効能効果」から
特徴をおさえて判断、区別します。

薏苡仁湯(よくいにんとう)

    👆「筋肉の腫れ」のイメージとして。


構成生薬に「甘草」と「麻黄」を含みます。

【効能効果】体力中等度

関節や、筋肉の腫れ(はれ)や、痛みが

あるものの関節痛、筋肉痛、神経痛に。

薏苡仁湯は、慢性的な痛み
(疼痛:とうつう)に!

逆に麻杏薏甘湯は、軽度の急性的
な症状に用いられるイメージです。

「薏苡仁湯」の注意点

    体力虚弱、胃腸虚弱、発汗傾向
       の人には、不向き!
          👇
 悪心、嘔吐(おうと)、胃部不快感の副作用

【第2類医薬品】「クラシエ」漢方ヨク苡仁湯エキス顆粒 45包

麻杏薏甘湯(まきょうよくかんとう)

       👆「いぼ」のイメージとして。


構成生薬に「甘草」と「麻黄」を含みます。

【効能効果】体力中等度

関節痛、神経痛、筋肉痛、いぼ

手足のあれ(湿疹・皮膚炎)に。

麻杏薏甘湯の「」は、生薬成分
ヨクイニン(薏苡仁)を表します。

苡仁(ヨクイニン)の詳細は👆こちらです。

「麻杏薏甘湯」の注意点

    体力虚弱、胃腸虚弱、発汗傾向
       の人には、不向き!
          👇
   悪心、嘔吐、胃部不快感の副作用

【第2類医薬品】麻杏ヨク甘湯エキス錠クラシエ 180錠

「麻黄」には、発汗促進作用が
あるため発汗傾向の人には不向き
というイメージで、覚えました。

   👆こちらから、復習していただけます。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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