こんにちは。氷河 期世代です。今回からは、
かぜの症状を抑える漢方処方製剤の お話です。
先ずは、登録販売者試験に登場する
漢方薬9つをまとめて お話します。
次回から、ひとつひとつの効能効果
や注意点・副作用を お話しますね。
「漢方処方製剤」については👆こちらから。
かぜの症状を抑える漢方処方製剤
👆「かぜ」のイメージとして。
上から「体力のある順」に並べています。
・中以上 ➡ 体力中等度以上
・中 ➡ 体力中等度
・中以下 ➡ 体力中等度以下
・中・虚弱 ➡ 体力中等度または
やや虚弱
体力充実 麻黄湯 👈 麻黄入り
(まおうとう)
中以上 葛根湯 👈 麻黄入り
(かっこんとう)
中 小柴胡湯
(しょうさいことう)
中・虚弱 柴胡桂枝湯
(さいこけいしとう)
中・虚弱 小青竜湯 👈 麻黄入り
(しょうせいりゅうとう)
虚弱 桂枝湯(けいしとう)
虚弱 香蘇散(こうそさん)
「小青竜湯」は、眠くならない
「花粉症の薬」として有名です。
主に「鎮咳去痰薬」として
👆「鎮咳去痰薬」のイメージとしての咳。
中 半夏厚朴湯 👈 甘草なし!
(はんげこうぼくとう)
中以下 麦門冬湯
(ばくもんどうとう)
かぜに適する漢方薬は、構成生薬に
「甘草」を含みますが唯一、甘草を
含まないのが「半夏厚朴湯」です。
比較的長期間(1か月位)服用
👆「1か月位」のイメージとして。
小柴胡湯
柴胡桂枝湯
小青竜湯
麦門冬湯
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは👇こちらからでも飛べます。