登録販売者試験独学ブログ | ９４｜アレルギー用薬（鼻炎薬含む）⒀葛根湯加川芎辛夷

こんにちは。氷河期世代です。今回は、
鼻の症状に用いられる「漢方処方製剤」
４種類のうち、先ずは２つお話しますね。

① 葛根湯加川芎辛夷 👈 先ずはコチラ
　（かっこんとうかせんきゅうしんい）

② 荊芥連翹湯 👈 後半はコチラ
　（けいがいれんぎょうとう）

③ 辛夷清肺湯（しんいせいはいとう）

④ 小青竜湯（しょうせいりゅうとう）

いずれも比較的、長期間
（１か月以上）使用される
ことがあるため留意！です。

　　　　👆「１か月以上」のイメージとして。

構成生薬に「甘草」「麻黄」を含みます！

【効能効果】比較的体力あり
　　　　
鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症（副鼻腔炎）に。

虚弱、胃腸虚弱、発汗傾向の人には、不向き！
　　　　　　　　　　👇
　　　　悪心、胃部不快感の副作用

「発汗傾向の人には不向き」
は、麻黄入り！でしたよね。

　　　　　　👆「漢方薬」のイメージとして。

まず、長～い漢方薬の名前は
分割して、読みやすくします。

葛根湯加川芎辛夷の「加」は加えるの意で、
漢方薬の葛根湯に、生薬の川芎（センキュウ）
と、辛夷（シンイ）が配合されたものです。

　「葛根湯」の詳細は👆こちらから、どうぞ。

　　麻黄は、発汗促進作用のある生薬なので
　覚え方の語呂合わせ・イメージとしては。。
　　　　　　　　　　👇
　「体力のある魔王（麻黄）が、汗をかいて
　カッカ（葛加）している」様子をイメージ。

👆 魔王（麻黄：マオウ）のイメージとして。

　「麻黄」は👆こちらから、ご確認ください。

　　　　　　👆「にきび」のイメージとして。

構成生薬に「甘草」を含みます。

【効能効果】体力中等度以上
　　　　　
皮膚の色が浅黒い、にきび、
　
手足の裏に脂汗をかきやすい、

腹壁が緊張しているものの

蓄膿症（副鼻腔炎）、慢性鼻炎、
　　　　　
慢性扁桃炎（へんとうえん）に。

・胃腸虚弱の人には、不向き！
　　　　　👇
　胃部不快感の副作用
　　　　　
・まれに、重篤な副作用として。。
　　　　　　　👇
　「肝機能障害」「間質性肺炎」

「肝機能障害」の詳細は👆こちらをどうぞ。

「間質性肺炎」の詳細は👆こちらをどうぞ。

A子とB子のコソコソ話をイメージ。

A子「経済連（荊芥連）のおじさん、ギトギト
　の脂汗～色黒にしてニキビごまかしてるね」
　　　　　　　　　　👇
　おじさんの耳に入ってしまったらしく。。
　　　　　　　　　　👇
B子「カンカン（肝・間）に怒ってたよ！」

　👆 カンカンに怒る！おじさんのイメージ。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

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