こんにちは。氷河 期世代です。医薬品の開発
においては各国が協力し、その方法・方式・
制度の同一化(標準化)がなされています。
👆引用元:https://www.photo-ac.com
今回は、その医薬品開発の国際的な標準化
(ハーモナイゼーション)制定のお話です。
医薬品開発のハーモナイゼーション
「登録販売者試験」で登場する
のは、以下の4種類です。
① G L P(Good Laboratory Practice)
医薬品の安全性に関する、非 臨床試験の基準。
👆 非臨床試験(動物実験)に用いられる
「マウス」のイメージとして。
② G C P(Good Clinical Practice)
動物実験による安全確認後の「ヒト」を対象
とした、臨床試験(治験)の実施基準。
③ G P S P (Good Post-marketing Study Practice)
医薬品の製造販売後の「調査および試験」
の実施基準。
👆製造 販売「後」のイメージとして。
④ G V P(Good Vigilance Practice)
医薬品の製造販売後の「安全管理」基準。
4種類の覚え方・イメージ
最初の「G」と、最後の「P」が
共通しているので「中間の文字」
に、着目しました。
❶ G L P の覚え方・イメージ
GLPの「L」Laboratoryは、実験室や研究所
のことです。日本語でも「ラボ」と呼ばれる
場合、主に写真の現像所を示すそうですね。
👇
つまり、ヒトを対象としていないので、
非 臨床試験(動物実験)と覚えました。
❷ G C P の覚え方・イメージ
GCPの「C」Clinicalは「臨床の、病床の」
という意味で、○○クリニックと名付け
られている診療所や医院を見かけますね。
👇
つまり、人がかかる(通う)場所なので
「臨床試験」のイメージで、覚えました。
👆「クリニック」のイメージとして。
❸ G P S P の覚え方・イメージ
GPSPの「PとS」は、Post と Study ですが、
Post は「○○の後」という意味で、日本
でも「ポスト○○」といいますよね。
👇
Study は、勉強のほか「調査」の意味も
ありますので「販売後の調査・試験」と
結びつけて、覚えました。
❹ G V P の覚え方・イメージ
GVPの「V」Vigilance は「警戒」ですが、
そこではなく「安全管理」に着目します。
👇
Vは、✌ピース(平和)サイン、
平和だから「安全」と覚えました。
👆「ピースサイン」のイメージとして。
ご参考になれば、幸いです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
つづきは、👇こちらからでも飛べます。