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54|医薬品概論 ⑻ 医薬品開発の標準化(ハーモナイゼーション)

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こんにちは。氷河 期世代です。医薬品の開発
においては各国が協力し、その方法・方式・
制度の同一化(標準化)がなされています。

  👆引用元:https://www.photo-ac.com


今回は、その医薬品開発の国際的な標準化
(ハーモナイゼーション)制定のお話です。

医薬品開発のハーモナイゼーション

「登録販売者試験」で登場する
のは、以下の4種類です。

① G L P(Good Laboratory Practice)

医薬品の安全性に関する、非 臨床試験の基準。

動物実験用マウスのイメージとして

  👆 非臨床試験(動物実験)に用いられる
       「マウス」のイメージとして。

② G C P(Good Clinical Practice)

動物実験による安全確認後の「ヒト」を対象
とした、臨床試験(治験)の実施基準。

③ G P S P                (Good Post-marketing Study Practice)

医薬品の製造販売後の「調査および試験
の実施基準。

   👆製造 販売「」のイメージとして。

④ G V P(Good Vigilance Practice)

医薬品の製造販売後の「安全管理」基準。

4種類の覚え方・イメージ

最初の「G」と、最後の「P」が
共通しているので「中間の文字」
に、着目しました。

❶ G L P の覚え方・イメージ

GLPの「L」Laboratoryは、実験室や研究所
のことです。日本語でも「ラボ」と呼ばれる
場合、主に写真の現像所を示すそうですね。
          👇
  つまり、ヒトを対象としていないので、
  非 臨床試験(動物実験)と覚えました。

❷ G C P の覚え方・イメージ

  GCPの「C」Clinicalは「臨床の、病床の」
  という意味で、○○クリニックと名付け
  られている診療所や医院を見かけますね。
          👇
  つまり、人がかかる(通う)場所なので
 「臨床試験」のイメージで、覚えました。

    👆「クリニック」のイメージとして。

❸ G P S P の覚え方・イメージ

GPSPの「PとS」は、Post と Study ですが、
  Post は「○○の後」という意味で、日本
   でも「ポスト○○」といいますよね。
          👇
  Study は、勉強のほか「調査」の意味も
  ありますので「販売後の調査・試験」と
     結びつけて、覚えました。

❹ G V P の覚え方・イメージ

  GVPの「V」Vigilance は「警戒」ですが、
  そこではなく「安全管理」に着目します。
          👇
    Vは、ピース(平和)サイン、
   平和だから「安全」と覚えました。

 👆「ピースサイン」のイメージとして。

ご参考になれば、幸いです。

ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。

 つづきは、👇こちらからでも飛べます。

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