こんにちは。氷河 期世代です。今回からは
スプレー式の剤形で、鼻腔内に噴霧して使用
する外用液剤「鼻炎用 点鼻薬」の お話です。
鼻炎の種類3つ
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/08/3111d7290768fe61742d407d8e4de9b1-1024x702.jpg)
👆 花粉症はアレルギー性 鼻炎に含まれます。
❶ 急性 鼻炎
❷ アレルギー性 鼻炎
❸ 副 鼻腔 炎
❶ 急性 鼻炎
・ウイルスや、細菌が原因で生じる
鼻粘膜の炎症
・かぜの随伴症状として、現れることが多い
❷ アレルギー性 鼻炎
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2023/02/d877c2cda767b1549c7d2ead2bbc0e98.jpg)
👆 写真は「スギ花粉」のイメージです。
・アレルゲン(抗原:こうげん)に対する
過敏反応によって生じる、鼻粘膜の炎症
・花粉(スギなど)が原因物質(アレルゲン)
の場合は、いわゆる「花粉症」と呼ばれる
❸ 副 鼻腔 炎
・鼻粘膜の炎症が、副鼻腔に及んだもの
・慢性になると。。
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いわゆる「蓄膿症:ちくのうしょう」
鼻炎用 内服薬との違い
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/06/7b6c6101b0af37ebd9c2d7164c056d04-1024x768.jpg)
👆「鼻炎用 点鼻薬」剤形のイメージとして。
・鼻腔内に噴霧(ふんむ)する
・スプレー式の剤形が多い
・主体は、アドレナリン作動成分
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鼻粘膜の充血を和らげる
鼻炎用 点鼻薬の目的
・急性鼻炎、花粉症を含むアレルギー性鼻炎、
副鼻腔炎による諸症状に
・鼻づまり、鼻水(鼻汁過多)、くしゃみ、
頭重(頭が重く感じる症状)の緩和
・鼻腔内での局所的な作用
![](https://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/3d606d06.876e99cd.3d606d07.1c976ac2/?me_id=1416315&item_id=10015563&pc=https%3A%2F%2Fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2F%400_mall%2Fohisamaluxs%2Fcabinet%2Fiyaku1-1%2F4987067201006.jpg%3F_ex%3D400x400&s=400x400&t=pict)
スプレー式 鼻炎用点鼻薬の注意点
![](https://www.dokugaku-touhan.com/wp-content/uploads/2024/06/f7099d485c891e9b812cede2e25ffa2d.jpg)
👆「使用前には鼻をかむ」イメージとして。
・使用前には、鼻をかんでおくこと
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鼻汁とともに逆流することが ある!
・容器には、なるべく直接鼻に触れない
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汚染(おせん)を防止するため
・✕ 他人との共有
・使用後は、清潔なティッシュ等で拭く
・保管時は、必ずキャップを閉めて
清潔に!
受診をすすめる場合(受診勧奨)
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👆「3日位」のイメージとして。
・蓄膿症など、慢性的なものは対象外!
・根本的な原因を取り除くものでは ない!
・3日位使用しても改善しないときは。。
👇
鼻以外の器官や、臓器に影響を及ぼす成分
(アドレナリン作動成分など)が配合
されているため、受診!
影響を及ぼす背景については👆こちらから。
・鼻粘膜が腫れる(はれる)症状
「ポリープ(鼻茸)」の場合は。。
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ステロイド性 抗炎症成分を含む点鼻薬
などで、医療機関においての治療が必要!
・かぜ等に伴い、鼻炎症状が続くことによる
副鼻腔炎や、中耳炎の場合は。。
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兆候には注意を促し、中耳炎は受診!
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👆「中耳炎は受診」のイメージとして。
![](https://www15.a8.net/0.gif?a8mat=3T2HW7+90H9GY+4YK2+61C2P)
ご覧いただき、ありがとうございました。
次回も、どうぞよろしくお願いいたします。
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